2019年、全道モトクロス選手権 終わりましたね!
最終戦 いやぁ疲れました、自分が出場したわけでもないのに疲れました!何もしてないのに疲れました。
だけどやってくれました。一人の中年ライダーですが、結構奇跡に近い神がかりなシーズンでした。最終戦前のランキングは昇格圏内の5位でしたが正直なところ確率は半分以下だったとおもいます。だけどチームサドルバックは過去の事例も決して余裕のある昇格者は余りいないので最後まで何があるか分からない良くも悪くも魔物が潜む最終戦。今回も確定ラインは3位3位の40ポイント、シーズントータル200ポイントでした。だけどそんなポイントは取れたこともなく、いわゆる他力本願にならずにはいられない状況での先ずはヒート1 何が何でも1周目は一桁で帰ってこいよ!そしたら悪くても諦めずにヒート2に臨める!そしたら 来たっ!何と6位で・・だけど昇格争いの最も最強のライバルは何とトップを走行。だけどここは想定内なのでやっぱりか・・・と思ってタラ、まさかのスローダウン、調子の悪そうな音でみるみるうちに順位を落としてく・・そして・・・帰って来なくなった。で当の本人が5位でフィニッシュ・・直ぐにパドックへ戻りポイントの再確認 すると最も有力視してた彼が脱落、代わりに当人がかなりの確率で昇格が見えてきた!そして迎えた最終ヒート、この地点で後ろを脅かすライダーは11ポイント差。よほどの事がない限りほぼ手中に収めてたが、魔物が潜む最終戦 最後まで何があるかわからない。その中でのスタートラインにならぶ当人は必死で普段を装うが、尋常じゃないほどの緊張感だっただろう。そして自分の役割は魔物を追い払う事!(汗) そして最後「最高のレースをして来い!」と送り出し いよいよスタート。すると走りにキレが無く後方に搾り出されるように1コーナーへ消えていき何となく嫌な予感がよぎる中、中判より後方で帰ってくる、そして最後のライバルは3位で帰ってくる 「やばい!」このままじゃ・・必死でサインボードでメッセージを送るけどそれよりも声が出る!伝わるかわからないけど怒鳴ってる自分がいる、祈るように展開を追ってると差が縮まり始めた・・よしよしこのまま行くと決まる!ただ反面まさかのシーンも頭を過ぎるなか、そして最後の一周・・守りに行こうか、このまま攻めさせるか の選択で後者を選択し声が枯れるほど怒鳴り気合いを入れる そして 最終コーナーゴールラインを通過した途端、目の前が爆発したように涙が溢れて思わず抱き合って二人で泣いてしまった。「よく頑張った!本当に頑張った、最高のレースだ!」すると小声で『本当にアクセルが開けれなかった・・』と震えた声で必死に訴えてた オッケーオッケー・・・
というドラマがありましたとさ^_^
それとこの場で生まれて初めてのホールショットを獲った空気の読めないヒーローも誕生してたとさ (爆笑)これはこれで素晴らしい!パチパチ!
まぁ、余り意味がわからない人は聞いてくださいな。